1月7日、今日は『人日の節句』、七草粥で無病息災を願う日です。
『人日』、「人日の節句」は中国の古い習俗に由来するらしいですが、
古代の中国では正月1日に鶏、2日に狗、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀を当日の晴雨で吉凶を占ったものと伝えられています。
この正月7日(人の日)に、邪気を祓って1年の無事を祈り、野草のエネルギーを身体に取り込み、万病を防ぐとして「七草の入った粥を食べる」風習があったのだそうです
せりなずな
御形はこべら 仏の座
すずなすずしろ
これぞ七草
これって 14世紀の 源氏物語の注釈書「河海抄」の中に書かれた歌?と最近知りました。私には幼少の頃、怖~い姉に訳も分からず無理やり覚えさせら悪魔の呪文です。
君がため
春の野に出でて 若菜摘む
我が衣手に 雪は降りつつ
古今集・光孝天皇
おぼろげに記憶しているこの歌(百人一首)も春の七草=若菜 の歌とか
こちらは天使の囁きのよう。(^-^)