ロードバイク参上!!
最近ロードバイク(自転車)を始めた患者さんが、どうもロードバイクに乗ると臀部から股関節周囲に異和感があり、大腿部の筋肉に力が入らなくなるとのことで、治療に来られました。
当院の治療を何度か受けておられる患者さんなので、治療はスムーズに進み、15分程の治療で異和感、筋力低下ともに解消しましたが、家に帰ってロードバイクに乗ると痛みが再発しそうだとのことで、2回目の治療の時にはバイクを持ち込んでも良いかということで、今回は治療室にロードバイクが参上となりました。
私はロードバイクに関しては素人ですので、街角で見かけることはあっても、実物を間近で、直接触れるのは初めてでしたが、サドルの調整やハンドルの調整など素人なりに想像していた事はさておき、シューズとペダルがスキーのブーツと板のようにワンタッチでロックされること、しかも前後左右に調節して乗り手に合うようにセットするなど初めて知りました。
これでは確かに治療院のベットの上での検査、あるいは、通常の立位検査、歩行分析だけでは十分ではないのかも、何しろペダルにシューズごと足が固定されているわけですから・・・
・・・で、実際に自転車に乗ってもらい、ペダルを踏み込む動作を繰り返しながらの調整を、持続圧での神経反射反応で確認しながら進めました。
ロードバイクの専門店での調整とはまた一味違う調整でしたが、患者さんにも喜んでいただけたようです。私も良い体験ができて楽しかったです。
A山さんありがとうございました。